今夏タチが真っ盛り。
タチウオだ
サイズはそれほどではないが、活性も高く数釣れるというのが「夏タチ」
とかなんとか言ったが・・・
タチウオなんて全然釣りに行ったことない。
昨年かな?
会社の釣り部の例会でタチアジを企画した。
結局2本しか釣れなかった。
だけど各所の釣果情報を見ると
10~40匹・・・とか7月の上旬から浅場で結構釣れている様子を見ていたら、僕にも釣れるんじゃなかろうか?
最近忙しくて、なかなか行く機会がなかったので昨日の土曜日に釣行することにした。
ところが・・・・
あれほど浅場で釣れ盛っていたというのに、いざ僕が行こうとしたらこの1週間・・・
どこもかしこも釣果が良くない。
「第二海堡周辺海域から探索しましたがなかなか好反応見つからず、1回だけタナ20~40mでボツボツ食いましたが、その後は再び群れをキャッチする事が出来ず苦戦の前半戦でした」・・・富津の船宿の情報
「第二海堡周辺から開始しましたが良い反応にあたる事無く1日苦戦しました。潮が少し流れてくれば様子が変わると思います」・・・小柴の船宿の情報
みたいな状況。
それでも一度「行く!」
と決めたので思い切って決行。
だけどタチウオなんてテクニカルな釣り。
一応保険を掛けるつもりで
「タチウオ&アジ」 のリレー釣り ということで久里浜の「黒川丸」さんに行くことに決定。
結局先輩2人とタチウオ釣りは「先週も行ったよ」
という仕事関係のSさんと4人での釣行でした。
この宿も自分で決めたのではなく、行ったことのあるSさんが選んでくれたのである。
我孫子を夜中の2時40分に出発。千葉北ICから浦賀IC迄全行程120Kmの道のり。
浦賀駅前を通過したのはに4時15分でした。
港に着いたらSさんが4人分の乗船札を確保してくれてました。
僕らは「№1~№4」
5時なったら宿の方が船にやってきた。
船に荷物を運んで席を確保。
右舷のトモから2人分。左舷のトモから2人分の席とした。
僕は右舷のトモから2番目
その後船宿へ行って料金を支払い。
4人だと割引があるんだそう。
1人8000円でした。
船宿は久里浜の駅に近いところにあるので車での釣行派にとってはちょっと面倒くさい。
まあ、釣りにはあまり関係ないのだが
駐車場は港のすぐ近くだから、
(船宿の方には申し訳ないがラッキー!)
大きな船なのに
右舷6人。左舷4人
7時に河岸払い。
だけどそのままポイントに向かうかと思ったら、
港の中間点まで走って、船長からタチウオ釣りのレクチャーがありました。
「しばらくタチウオ釣りをしていなかった人は聞いてください」
「初めての方はいますか?」
と言うので
「初めてじゃないけど初めてみたいな男です。」
ちゃんといろいろと教えてくださいました。
エサの付け方・誘いかた
10分間くらいかな?
船長が竿を持ちながら丁寧に・・いろいろと教えてくれた。
釣れない可能性が高いと思っていたので
今日は本当に謙虚にレクチャーを受けましたよ
船長の言う通りやれば1匹位はゲットできるかも
今日は3本の竿を用意した。
10~50号シンカーに対応のライトロッド
30~60号シンカーに対応の7:3調子の1.8mのロッド
表記60号シンカーに対応の7:3調子の1.5mのロッド
船長に今日のポイントを聞いたら
「少し深場・・70~90M位。2号のPEなら80号のおもりを使ってね」
70Mのタナだと電動リールだよなぁ。
今日持ち込んだ電動には3号が巻いてある。
「3号PEだと?」「3号なら100号使ったほうがいいかな?」
と言われたけど、空いてるし・・・80号のおもりで釣る事にしました。
金谷の沖へ行くようです。
航程15分くらいかな。
先着の船が2艘いました。
僕らの船がその船の近くに寄っていく。
海は広いんだから、もっと離れればいいのに・・・
と思うくらい。
「初めていいですよー」の合図で釣りを開始する。
ちょうど8時頃。
船長の教えてくれた通り、サバ餌の端の真ん中から3回縫い刺ししてエサがまっすぐになるようにして、ヅレないように針の「ケン」の部分までこきあげる。
まっすぐにつけないとエサがくるくると回ってダメだと言っていた。
まあ、それはとどの釣りも一緒。
「60から80m」
の指示ダナである。
竿先を水面まで下げ、水平になるくらいまで誘って、止める。
竿先を下げながらリールを半回転~1回転巻きする。
止める時間を短くしたり長くしたりして、その日のパターンをつかむのだそうだ。
リールを巻く量もいろいろと変えてみるのも良いようだ。
僕はどちらかと言えば速いテンポの誘いで半回転巻きから初めて見ることにした。
と・・・10mほど誘いあげたところで・・・
なんと一発目で、かかっちゃったよ
竿を「ガシッ!」ッと止められる。
決行良いファイトである。
70cmほどのタチウオ
確かにそれほど大きくはないが、思っていたよりは良型のタチウオだ
最初からこんなにうまく釣れてしまっていいものか?
船長のレクチャーの中に
「誘いあげている最中、いったん止めてポーズを止めている最中にあたりがあっても竿を止めたりしちゃダメ。同じように誘い続けてね。ただしリールの巻き上げ量を1回転としていたなら、半回転に落とすのは有効だよ」
というのがあった。
これを忠実に守ってみる。
ハイ2匹目
おおっこんなに簡単に自己記録を抜かしてしまった。
と・・・廻りを見てみると
凄すぎる
ほんの限られたエリアにタチウオ狙いの船が密集してきている。
この後も飽きない程度にあたりがあって、ちゃんと針掛かりもしてくる。
もちろんアタリがあってもかけられない事もあるのだが
誘って誘って・・・「ガシッ」と竿先を止められて・・・グイグイッと言うファイトは結構病みつきになる。
ただし・・・80号のおもりを付けて同じリズムで誘いあげてシャクるのは疲れる。
最初はおもり40号くらいのライトタチウオと思っていたのでだんだん疲れてくる。
日頃の運動不足のせいである。
まあ「イカ」にしても「コマセウィリー」でも「オニカサゴ」でもみんな同じ。
ちゃんとセオリー通りに継続して釣らないと釣れません。
だんだん腕が疲れて誘いあげの後の「ポーズ」がしっかりと取れなかったり、電動でただ巻きだけしてたりなんてことやってるとアタリもないのですから
今日の目標は
・タチウオ5本
・アジ20匹
と思っていたのですが、うれしい誤算でツ抜けも見えてきた。
ちなみに今日使用した針とハリス
針は2/0 3/0 ハリスは7号 8号の仕掛けも作って持っていきましたが、結局1日を通してこの組み合わせの2本針仕掛け(全長2.5m程度)でした。
しかし暑かった。
梅雨明け後したばかりで完全な夏日である。
昨日は海上も風が全くなくて非常につらい状況。
途中で何度も、船尾の日陰となっているところで小休止。
良い釣りできました。
12時を持ってタチウオ終了。この後はアジ釣りに転戦。
「そうだ! 今日はタチウオ~アジのリレー」なのである。
ちなみに船長から
「何匹つれた?」→「15匹位かな? 数えてないけど」→「ちゃんと数えて!」
数えてみたら19匹いました
「ルンルン気分」です。
さて
後半戦のアジ
20匹位ササッと釣って…などと思っていたのですが
これが手ごわくて全然ダメ
タナは80m程度
赤タン・青イソどちらにも反応なし。
船中ポツポツと釣れている人もいるのですが、僕には全くあたり無し
15cmほどのメバルがたまに上がってくるだけ。
多分タナボケしてる。
アジの釣れた先輩にタナを聞いてその通りにすると
メバルもアタってこなくなった。
多分タナはあってんだろう
僕はこんな感じになってました
結局沖上がりの14:50分までに僕の竿には
アジからのシグナルは
"0"
帰宅後黒川丸さんのHPで確認したところアジの釣果は0~6匹となっていましたのでアジは渋かったということ
僕は 船中 タチウオ19匹で竿頭 アジ0匹でスソ という感じでした。
まあ
二兎を追う者は一兎をも得ず
にはならなかったので今回はGood
帰りは湾岸が渋滞していて帰宅は18:00
疲れたー
赤い長いのがいますが「赤タチ」。
釣り魚図鑑の為の写真撮影用にキープしてみました。
昨日の夕飯時にタチウオを刺身にしてみました。
旨かった
今日は塩焼きやらやってみます。
次回は「秋~冬のドラゴン級のタチウオ」を狙ってみよう